熊本で中古住宅を購入し、リフォームしてから暮らし始めたい。
工事内容が決まると、次に気になるのが「いつ引っ越せるのか」です。
現在の住まいの退去、家具や家電の配送、仕事や学校の予定など、入居に向けて調整することは少なくありません。
大切なのは、物件の引き渡し日だけで引っ越し日を決めず、工事の準備から完成後の確認までを一つの予定として考えることです。
前回の
中古住宅リフォームで予算を超えたときの優先順位の決め方
に続き、今回は入居までの日程を整理するポイントをご紹介します。
1.「引き渡し」「工事完了」「入居」を別々に考える
最初に、次の予定を分けて書き出してみましょう。
- 物件の引き渡し予定日
- リフォームの工事開始予定日
- 工事完了予定日
- 仕上がりや設備を確認する日
- 引っ越し予定日
鍵を受け取る日と、リフォームを終えて暮らし始められる日は、必ずしも同じではありません。
また、工事会社から聞いた「工事期間」が、材料の取り寄せや着工までの待ち時間を含んでいるかも確認が必要です。
「作業に何日かかるか」に加えて、「いつから始められるか」「いつ生活できる状態になるか」を聞いておきましょう。
購入申込みから引き渡しまでの手続きは
熊本で中古住宅を購入する流れで紹介しています。
2.購入前から、入居希望日を伝えておく
「新学期に合わせたい」「今の賃貸住宅の更新前に引っ越したい」など、希望する時期がある場合は、物件探しの段階から伝えておくと相談しやすくなります。
その際は、希望日だけでなく、動かせる予定と動かしにくい予定を分けましょう。
例えば、次のように整理できます。
- 入居したい時期
- 現在の住まいを使える期間
- 引っ越しのために休める曜日
- 入居前に終えておきたい工事
希望する物件の引き渡し時期と、工事会社の予定が合うかを確認することが大切です。
購入前の採寸や工事会社による現地確認は、不動産会社を通して売主と調整しましょう。内覧ができたからといって、いつでも自由に立ち入れるわけではありません。
3.設備や材料を「いつまでに決めるか」を確認する
工事開始日を考えるときは、工事会社の空き状況だけでなく、設備や材料の手配も確認します。
キッチンや浴室などは、選ぶ商品や仕様によって納品までの期間が変わります。壁紙や床材も、希望するものが予定どおりに用意できるか確認しておきたいところです。
工事会社には、次のように聞いてみてください。
- 設備や色、品番はいつまでに決めればよいですか?
- 現時点で納品日は決まっていますか?
- 納品が遅れた場合、どの作業に影響しますか?
- 途中で仕様を変更すると、完成予定日は変わりますか?
「工事開始予定日」と一緒に、「自分たちが決める期限」も予定表へ入れておくと、打ち合わせを進めやすくなります。
4.工事が終わった後に、確認する時間を取る
完成予定日と引っ越し日をぴったり重ねる前に、工事会社と仕上がりを確認する日を相談しましょう。
確認したいのは、例えば次のような点です。
- 依頼した工事が終わっているか
- 選んだ設備や材料と合っているか
- 交換した設備の操作方法
- 工事した場所の傷や汚れ
- 清掃や資材の片付けが済んでいるか
- 手直しが必要な部分と、その対応予定
気になるところがあれば、その場で担当者へ伝え、場所と内容を記録しておきます。手直しがある場合は、入居への影響も確認してください。
「完成予定」と聞いたら、清掃や確認まで含むのか、荷物を搬入できるのはいつなのかを具体的に聞くことが大切です。
余裕をどのくらい設けるかは、工事内容やご家族の事情に合わせて相談しましょう。
5.今の住まいの退去日は、工事の見通しと合わせて決める
賃貸住宅にお住まいの場合は、現在の契約書で、退去の連絡をいつまでに行う必要があるか確認しておきましょう。
同時に、管理会社などへ次の点を聞いておくと、日程を組みやすくなります。
- 退去の連絡方法と期限
- 最後の家賃の計算方法
- 退去立ち会いと鍵の返却日
- 連絡後に退去日を変更したい場合の扱い
工事の見通しが固まらないまま退去日を決めると、予定が変わったときに住む場所や荷物の置き場所に困る可能性があります。
一方で、現在の住まいを長く残す場合は、その間の家賃も必要です。
工事会社の予定と賃貸住宅の条件を照らし合わせ、住まいを確保できる期間と費用の両方を考えましょう。
6.電気・水道・配送の予定も一緒に整理する
引っ越しの準備では、次の予定も忘れずに確認しておきましょう。
- 工事中に使う電気や水道の開始日と費用の負担
- 入居時の電気・水道・ガスの利用開始
- 開栓などの立ち会いが必要か
- インターネットの開通予定
- 家具・家電の搬入日
- 引っ越し車両や配送車の駐車場所
工事中に新しい家具を届ける場合は、作業の妨げにならないか、置き場所を確保できるか、事前に工事会社へ相談してください。
熊本で車を使うご家庭なら、駐車場や玄関まわりの工事にも注意が必要です。室内が完成していても、車を停められる日や、荷物を運び込める日が異なる場合があります。
「室内の完成」と「家全体を使える状態」を分けて確認すると、入居後の困りごとを減らせます。
7.予定が変わったときの連絡方法を決めておく
工事中に補修が必要な部分が見つかったり、設備の納品や天候の影響で予定が変わったりする場合があります。
あらかじめ、工事会社と次の点を決めておきましょう。
- 日程に影響が出そうなとき、誰から連絡をもらうか
- どの方法で連絡を取り合うか
- 変更後の完成予定日をいつ確認できるか
- 引っ越しや配送の予定を見直す必要があるか
予定表には「確定した日」と「まだ調整中の日」を分けて記入すると、確認が必要なことが分かりやすくなります。
工事内容の変更も伴う場合は、日程だけでなく金額と変更内容も確認しましょう。
詳しくは
リフォーム見積書の見方と追加費用の確認ポイント
をご覧ください。
相談前に用意したい、入居予定メモ
すべての日付が決まっていなくても大丈夫です。分かるところだけ書いておきましょう。
- 入居したい時期:
- その時期を希望する理由:
- 現在の住まいの退去連絡期限:
- 物件の引き渡し予定日:
- 入居前に終えたい工事:
- 工事開始・完了の見通し:
- 工事後の確認予定:
- 引っ越し・家具配送の予定:
- まだ確認できていないこと:
日付の横に「誰に確認するか」も添えると、次に何をすればよいかが見えてきます。
熊本で中古住宅の購入と入居時期に迷っている方へ
中古住宅をリフォームして暮らすなら、物件の購入と工事、引っ越しをつなげて考えることが大切です。
希望する入居時期に間に合いそうか、今の住まいをいつまで残すか。購入を決める前から確認しておくことで、暮らしに合った計画を立てやすくなります。
株式会社ie’sコーポレーションでは、熊本での中古住宅探しや購入に向けたご相談を承っています。
「気になる家があるけれど、希望する時期に引っ越せるか分からない」
「リフォームを前提に、物件探しから相談したい」
そんな方は、物件の情報と入居したい時期をお聞かせください。購入に向けて、何を誰に確認すればよいか、一緒に整理していきましょう。
